ポラス暮し科学研究所は構造、住環境、デザインの三つの分野で最先端の研究を行っており、木造住宅の技術向上をリードしています。

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安心できる住まいの追求
「新事実!本当は地震に対して木造住宅が一番有利」
 構造グループ 主席研究員 上廣 太
------マンションの耐震性は多く語られていますが、木造住宅の耐震性についてはあまり知られていないように思います。詳しくお話いただけますか。
             
「そうですね。一般的にはRC造、SRC造など木造以外の工法の方が木造よりも地震に対して優位だと思われがちですが、実際には木造の方が地震に対して有利なんですよ。

それは、木造がRC造やSRC造などに比べて非常に軽い工法だからなんです。
地震に対しては、軽い方がとっても良いんです。

よく例えられるのは「墓石と柳の木」で、地震が来た時に、"重たい墓石は倒れるけれども、柳の木は揺れを受け流すので倒れない"と表現されるんです。ちなみにその柳の木のメカニズムを建物に採り入れたのが「免震」と呼ばれるものです。
         
  ポラス暮し科学研究所 所長
しかし、木造住宅は免震などを採り入れなくても、"軽い"そして"柔らかい"構造なので地震には強いんですよ」

-----では、建物は耐震性をUPさせる為に、軽く作ればそれで良いのでしょうか?

「いえいえ、そういう訳にもいかないんです。ただ軽くするだけでは台風などの強風の時に、風に飛ばされてしまいますからね。

ですから"地震には軽く、台風には重く"というように相反するような家を造らなければならないのです。
日本の家は地震と台風という二大勢力に対して強くなければならないんですからね。」

------それをどうやって解消しているのでしょうか?

「それには、まず基礎をしっかりと丈夫に作り、その上に軽く造った家をしっかりと固定することが肝心なのです。その為に、強い家を研究するだけではなく、軽い家が飛ばされない為の研究というのもやっているんです。

また、阪神大震災で実証されたのが、昔の建物は木と木をつなぐつなぎ目が非常に甘くて、すぐに外れてしまい、それが原因で倒壊した家が多くあったということです。
ですから、本当は地震の揺れにより倒壊したというよりは、つなぎ目が離れてしまったので倒壊したというケースが多いんです。」

------"基礎と建物の固定""木と木のつなぎ目の接合"が非常に重要なのですね。では、木材そのものに対しては何か対策を施していますか?

「もちろんやってますよ。『木』というのは天然の素材なので、時間の経過と共に木が乾燥し、反り返って来るものなんです。そうなると、家の中ではいろんな現象が出てきます。たとえば床がキュキュッと鳴ったり、障子を閉めても隙間が開いてしまったりとかです。

その原因の大半は、木が反ったり伸びたり曲がったりして起こっていることなんです。
これを少なくするために『集成材』という人工的に作った木材を使っているんです。
木を積み木のように小さくすることで、木の欠点を除き、完全に乾燥することができる上、上に反る木と下に反る木を張り合わせることで歪みなどの狂いが起きにくい材料を作ることができます。

こうして生まれた集成材は、元の木材よりも遥かに強くなります。
集成材の素材としては、米松、スプルース、オウシュウアカマツなどが良く使われますね」

------現在、研究所の構造グループでは「強さ」に関する研究に、特に力を入れているのですか?

「そうですね、今は強さを追求していますね。とにかく家を丈夫にしたいんです。
地震の最大値に上限はないので、もうこれで良いという強さの限界もないんです。
これからもっと、もっと木造住宅を強くしていこうと考えてますし、していかなければならないと思っています。 」

 
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『木造住宅の可能性を追求して、幸せな暮しづくりに貢献したい』
(株)ポラス暮し科学研究所 所長 菅原 庸光
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心地よい住空間の提供
『本当に快適な家とは、健康で経済的な家だった!』
 住環境グループ 主席研究員 武部 青児
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『家の心地よさは”五感”が証明する?!』
 デザイングループ 顧問 伊藤 博明
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