Case 建築実例

悠然と佇む平屋

中庭を中心としたゆとりのある生活をデザインした一つの答え。

大きく開いたリビングの開口部から太陽の光が優雅に差し込む中、時間は静かに流れる。悠然とした時間、空間が建物全体を包み込み、日常を贅沢な経験へと変えていく。

外観

伸びやかな屋根線を中庭へ落とすことで、庭の解放感とプライベート感を両立させた。

親世帯・子世帯の空間の広がりを体感する場を共有する。子世帯との全体計画からの建物形状と色の選択。

線を減らしシンプルな形状とすることで本来の美しさが見えてくる。

木のもつ優しさと、タイルの硬質さをバランスよく配置。

LDKと一体空間で在りながら素材を使う面積や形状をコントロールして、デザイン的にも空間的にも少し個性を高めた。垂直に流れる「勝色」のステンレスバーがリビング空間との統一を図る。

木ルーバーの下端とリビング天井レベルを揃えて段差はキッチン周りのみ。視線を延ばす演出に。

キッチン背面はグレイッシュなタイルを配置して床から天井への中間色とした。ラインで見えるキッチンパーツはブラックで線を強調。

腰を降ろして寛ぐ場所にはダークな塗り壁を配色して落ち着く場になるようにした。