Case 建築実例

格子が奏でるリゾートモダン

古き良き時代を感じる昭和レトロな喫茶店や、星野リゾートの落ち着いた雰囲気がお好みのお施主様。室内に木格子を設え、リビングや和室に趣きを感じる和の色を施しました。日本の気候風土に合う伝統色を用いることで、落ち着きのある雰囲気とワンポイントアクセントを両立しています。

格子が奏でるリゾートモダン
シンプルな和テイストの外観

シンプルな和テイストの外観

外部とプライベートスペースをあいまいに繋ぐ格子を設えた、和モダンな外観。隣家側にバルコニーを設け、適度な距離感と採光を確保しました。夜には格子からこぼれる光が、美しい情景を浮かび上がらせます。

緩やかな勾配がモダンな三角屋根

緩やかな勾配がモダンな三角屋根

建設地は北側斜線制限がかかる、高さ制限の厳しい地域。窓から室内に自然光をたっぷりと採り入れ、空間を最大限有効活用するために勾配天井を採用しました。外部からの視線に配慮し、室内には目隠しとなる木格子をデザインしています。

空間を繋ぐ木格子のある2階LDK

空間を繋ぐ木格子のある2階LDK

1階廊下から2階リビングの天井まで延びた木格子が主役のリビング。階段側の窓から格子越しに光が入り、ベランダ側からも光を取り入れることで開放感を創出しました。勾配天井とリビング上部のロフトが、変化のある空間を描いています。

造作畳ベンチを設えたレトロなリビング

造作畳ベンチを設えたレトロなリビング

グリーンの壁や懐かしさを感じるデザインのソファーが、昭和レトロな雰囲気を演出。落ち着いた色合いの中にワンポイントで彩色を施し、色使いも和の配色を意識しました。壁際には下部収納を備えた畳ベンチを造作し、友人と集うシーンにも活躍します。

ロフトから光が溢れる、夜のリビング

ロフトから光が溢れる、夜のリビング

リビングとロフトが繋がっており、一般的には壁で仕切るところをカウンターにする事で、天井の抜け感とロフトとの繋がりを創出しました。ロフトから溢れる光など、夜の住まいを彩る照明計画への配慮も感じられます。

造り付けのキッチン一体型のテーブル

造り付けのキッチン一体型のテーブル

周囲を回遊できるキッチン一体型のテーブルは、昭和の古き良き時代のテイストとモダンな要素を融合した設え。対面で会話をしながら料理をしたり、小料理屋のようにお酒を楽しめる粋な雰囲気が漂っています。

塗り壁と躙り口が趣きを描く玄関土間

塗り壁と躙り口が趣きを描く玄関土間

玄関を入ってすぐの場所に、和室を配置しました。入り口は茶室の躙り口をモチーフにし、隣に設えたニッチは躙り口の雰囲気に合わせて下地窓のようなデザインにしています。玄関の足元にはコンクリートの平板を使用し、モダンさと詫びの雰囲気を醸し出しました。

2階と繋がる格子とシューズクローク

2階と繋がる格子とシューズクローク

玄関に足を踏み入れると、和の素材に彩られた空間が住まう人やゲストを迎え入れます。ウォークスルータイプのシューズクロークを採用され、収納力とスムーズな動線を確保。周囲の天井を折り上げて照明を施し、意匠性の高い空間に仕上げました。

ブランド

POHAUS(ポウハウス)

竣工年月 未定
敷地面積 100m²~
延床面積 90m²~
工法・構造 木造軸組工法
家族構成
間取り その他
本体価格