Column 住まいのコラム

Vol.37

2020年7月7日

自宅にいながら相談・打ち合わせ!オンラインが導く新しい家づくりのかたち

その他

対面より気軽で、電話より具体的な相談が可能

 家づくりについて住宅会社と相談したいけれど、対面での面談ははばかられる……。そうした状況に応えて、オンラインによる相談や打ち合わせをスタートさせている住宅会社が増えてきています。「まずは見学し、話をする」というのがこれまでのスタンダードでしたが、その固定観念を外してみると、出かける時間を確保しにくい人もアプローチの選択肢が広がりそうです。
 仕事でリモートワークを求められ、ウェブ会議用のアプリを使いこなすようになった方も多いでしょう。ほとんどの人は情報収集の段階でインターネットを使うので、その延長線上でオンライン相談の予約へと自然に進めることができそうです。いきなり対面で話をするよりも心理的ハードルが下がり、担当者の人柄も知ることができるので、取り掛かりやすい方法だといえるでしょう。

子育てや仕事で時間の取れない人にもメリット大

 特に小さい子どもがいる家庭では、オンライン相談の大きな恩恵を受けられます。時間のかかる打ち合わせに小さい子を同伴する場合、おとなしく過ごさせるためにあれこれと準備が必要で、出かけるだけでもひと苦労。しかしオンラインなら家に居ながらにしてできるので、子どもを慣れた環境で遊ばせたり昼寝をさせたりしながら、リラックスして柔軟に打ち合わせをすることができます。
 また、仕事が忙しくてまとまった時間が取れない人にも、行き来する時間が節約されて都合を付けやすいという面で、オンラインが向いています。疲れていてテレビ会議は面倒、という場合はチャットにしてくつろいだ格好で臨むなど、スタイルを選べるのもいいところです。

遠方からでも詳細なやり取りができる強みも

 オンラインの特徴を最大に生かせるケースといえば、建築場所と住宅会社が遠方にある場合。足を運ばずに詳細な打ち合わせができることは、時間や労力、交通費の削減につながります。これまでもメールやSNSによる遠隔の情報共有はされてきましたが、ウェブ会議のアプリを使えば、資料をお互いの画面で見ながら確認や意見交換をしたり、変更点を具体的に指示することも可能。打ち合わせの動画を保存しておけば、後から細かな内容を確認する際にも役立ち、メモを取りきれなかったから思い出せない……という事態を減らすこともできるでしょう。

インターネット環境や端末の準備は必須

 住宅会社によって、パソコン・スマホ・タブレットのどれでも可能な会議用アプリを利用したり、ウェブブラウザで開ける会議ツールを利用したりと、やり方は様々。スマホの小さい画面で間取り図やパース図などの資料を読み解くのは大変なので、パソコンやタブレットがあればベターです。安定したインターネット環境が整っていることも、ストレスなく打ち合わせを進めるためには欠かせません。中にはタブレットやWi-Fiルーターを貸与する会社もあるなど、より快適な打ち合わせができるように工夫を競い合っています。ホームページでオンラインの相談や打ち合わせを積極的にアピールしている住宅会社なら、サポートも手慣れていてスムーズに始められるはずです。

オンラインと展示場見学の組み合わせが効率的

 気軽に取り組めるオンライン相談ですが、住宅会社からの提案の細かい点が理解しづらいというデメリットも。また、展示場での打ち合わせと違い、見学しながら思いついたことを話してみたり、実物を見て具体的な質問をしたりはできません。そうしたマイナスポイントも念頭に置いておきましょう。
 基本は家にいながら相談・打ち合わせを行い、ポイントを絞って実物を見るために足を運ぶ。そうした進め方が、今後のスタンダードになってくる可能性も。場所を選ばないオンライン相談が、よりしなやかな家づくりへの取り組みを可能にしてくれます。ポラスでも各展示場でオンライン相談を実施中。気軽に予約を入れ、きっかけづくりにしてみてください。


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