建て替えにかかる費用は広さとスペックでずいぶんと変わってはきますが、注目したいのは「新築」「建て替え」の差です。 ポラスでの平均価格を見ても、建て替え2,312万円、新築は2,005万円(ともに2015年度、本体価格)と、建て替えの方が住宅建築に費用を多くかけることができています。「土地の取得」というハードルをクリアしているからこそ、こだわりの家づくりが叶うのが建て替えなのです。もちろん、建て替えでもローンを組む事は可能です。ただ、今のご自宅のローンが残っているかどうかで組み方が変わりますので、残債がある場合は、まずローンについてご相談いただくことをおすすめします。
調査によると、建て替えした方が重視したのは上記の5項目。「間取りプラン」は、子ども部屋の数、日当りや風通し等の改善、趣味の部屋を作る等、建て替えのきっかけにもなる項目です。「耐久性、堅牢性(耐震性)」については、特に震災を機に重視する方が増えました。「家の建て替えは高い買い物だからしっかりと長持ちさせたい」というお気持ちの表れでもあるでしょう。また、「建て替えっていくらかかるの?」で述べたように、土地の取得をクリアしている分、建て替えでは「設備」や「デザイン」へのこだわりがより強いお客様が多い、つまり、今までの家で抱えていた不満を解消したりずっと持っていた憧れを叶えたいというお客様が多いのです。 そうやって建て替えたおうちでその先長く暮らしていくことになるわけですから、建て替えは家族の未来をじっくりと考える、よいきっかけになるでしょう。
建て替えを検討し始めてからご契約までの期間は、数ヶ月でスピーディに進める方も、何年もじっくり検討する方もさまざまですが、契約から工事の開始までは約4ヶ月、工事そのものは約5ヶ月です。