Column 住まいのコラム

Vol.57

2023年11月15日

グッドデザイン賞21年連続受賞が証明するデザイン力

デザイン・間取り

目指すべきゴールに向けて歩み続けているポラス

ポラスグループの各社が開発した以下の9点が、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。ポラスグループとしては21年連続の受賞となり、通算の受賞数は83点にものぼります。

グッドデザイン賞は 日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、1957年の創設以来、毎年デザインが優れた物事に贈られています。

対象は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまな領域にわたります。人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをすべて「デザイン」ととらえ、その質を評価・表彰。受賞した商品やサービス・活動には「Gマーク」が与えられています。

2023年度は国内外から多くの応募があったなかで5,447件が審査の対象に。デザイン関連分野の第一人者で編成された審査委員会による厳正な審査は二次にわたって実施され、受賞作品が決定されました。

今年度のテーマは『アウトカムがあるデザイン』。目指すべきゴールの方向性をもってつくられたデザインが評価されました。ポラスの受賞作品も、いずれもこれからの住まいづくりや街づくりといった、「目指すべきゴール」を軸にしたものばかり。地域のポテンシャルや背景を考慮しながら、社会的な使命を視野に入れ、取り組み続けた結果が、21年連続受賞という形で認められています。


>ポラスグループ グッドデザイン賞 21年連続受賞ページ

時節の行事を楽しむ、日本の伝統文化を大切にした「継承の家」

今年度のポラスグループのグッドデザイン賞のうち、注文住宅分野では、「継承の家」「腕の良い職人育成システム[Design & Quality 大工制度]」が受賞しました。

「継承の家」(ポラテック株式会社 PO HAUS、 株式会社ポラス暮し科学研究所)は、「時節の行事を楽しむ」 日本の伝統文化を現代のライフスタイルに適した形で実現した住まいです。 
以下の3点が設計上のポイントとなりました。
 
ポイント
1.日本の四季に適応し、風雨をしのぎ、日陰をつくる2mを超える深い軒が、 四季の移ろいを楽しむ。
2.外と内を曖昧に一体となってつなぐ濡れ縁は、暮らしに心地よい距離感を生み出し、「集い」と 「時節の行事」を演出。
3.「間」を仕切る格子は、 視線を調整し各々の距離感を心地よくつなぐ。 お互いの心遣いを醸成する。

当初からの要望だった「スキップ等のないシンプルな構成をベースにした和美庵」を目指し、日本の伝統・文化・継承を軸に、動線と空間デザインを絡めて構成された住宅となりました。

日本の気候風土や生活スタイルの中で育まれてきた日本文化を後世に継承しながらも、耐震や環境等の基本性能を確保した現代の住まいとして残していく、というポラスの掲げる社会的使命を表した住宅だと言えます。


>体感すまいパーク柏ポウハウス「継承の家」はこちら

優秀な大工を自社で育成するシステム[Design & Quality 大工制度]

注文住宅分野におけるもうひとつの受賞作品は、「腕の良い職人育成システム[Design & Quality 大工制度]」(ポラテック株式会社 PO HAUS、北辰工務店、DQ工事課)は、「腕の良い職人は自分たちで育てる」というポラスの決意から生まれた仕組みです。

従来、大工は徒弟制度のもと、棟梁に弟子入りして厳しい修業を経て一人前になっていくものでした。しかし、日本社会において少子高齢化、高学歴化が進むようになると、大工を目指す若者は減り、棟梁たちは高齢となって引退し、大工不足が業界の大きな課題となってしまいました。

その一方、住宅は性能重視の時代に入り、新しい技術に対応できる大工の育成が急務に。そこでポラスでは、職人としてのステップアップの道程を示し、職人の地位向上及び収入向上を実現するための仕組みを整備。腕を磨き続けることで、指名料などの収入増加が可能な環境を構築し、職人の地位向上に寄与し、腕の良い職人集団を後世に残していくという活動を続けています。それが[Design & Quality 大工制度]です。

ポイントは以下の3点です。
1.建築大工の地位向上、指名料による収入増加
2.自ら腕を磨きたくなる、職人の理想の姿の醸成
3.万一の病気等の際の保証や別の道の確保

こうした取り組みを経て、ポラスグループの専属大工は、優秀施工国土交通大臣顕彰(通称「建設マスター」)を12名受賞(2022年現在)。現役の建設技能者の中で、第一線の現場作業に従事し、卓越した技能・技術を有している「ものづくりの名人」として認められています。

国家資格である1級建築大工技能士を保有する大工も多数在籍。そして次世代に向けてさらなる人材育成にも取り組んでいます。


>大工職人 育成制度

ポラスの取り組みが社会的に認められ、評価されている証

伝統の住宅文化を尊重しながら、現在の社会的ニーズに対応。そして未来に向けてよりよい住環境を提供していこうという、注文住宅分野におけるポラスの姿勢がよく現れた受賞結果となりました。

グッドデザイン賞という歴史ある賞を21年取り続けているという実績は、何物にも代えがたいもの。ポラスの取り組みが社会的に認められ、評価されている何よりの証と言えます。

住まい手の暮らしを末永く支え続けるポラスの注文住宅。家づくりを検討される際には、ぜひ一度ご相談ください。きっとお役に立てるはずです。