Case 建築実例

自然公園を背景に暮らす家

隣地に緑地保全地区を有する、市川の家。多趣味でアクティブな共働きのご夫婦の為の計画です。ロケーションを最大限に活かし、ご夫婦のセンスが反映された家づくりになっています。

デザイナー木村　美佳子

リビングと畳コーナー

リビングの一画の、畳&掘り炬燵。やはり日本人としては落ち着きます。シャープなキッチンと、古民家テイストのタタミコーナー。巧みなインテリアセンスで上手く統一し、住みこなして下さっています。

家を建てたらペットと暮らしたい、という当初よりのご計画。わんちゃんの名前の候補まであったような・・・。愛犬の健康や、お掃除の事を考えて、リビングの床はタイル貼に。

ご自身で探されたお気に入りの古建具。アレンジして書院障子に生まれ変わりました。障子を開けると、丸窓が切り取る緑の風景がここにもあります。

背景の緑が美しいLDK。隣地の特性を活かし、癒しの生活を実現しています。両隣りの家は近いものの、敷地の裏からは、緑道へふらりと散歩に出る、まるで別荘のような羨ましいロケーションです。

こちらもLDKの一角にあるワークスペース。仕事でも、趣味でも、パソコンに向かう時間が多い、というご夫婦のコミュニケーションを考えて、キッチン廻りで生活が集約する計画としました。とは言うものの、雑然としがちな本や書類。動線の死角に収納する事で

寝室と、裁縫の為のワークススペース。セレクトのアクセントクロスが、部屋の統一感と個性を出す役割を担っています。

自然公園側に設けた屋上は、見晴らしは勿論、プライバシーも確保され、ロケーションを最大限活かした計画です。風景に癒される以外に、犬との遊び場としても大活躍です。

和の要素を取り入れたシンプルな外観。道路側に閉じ、公園側に開く。住宅地に溶け込む、落ち着いた佇まいです。