Column 住まいのコラム

Vol.30

2019年6月24日

高級外車1台分が利息で消える?!住宅ローン選びで失敗しないために

資金・税制

家の値段=物件価格? ローン利用ならそれは間違い

 家を建てようとするとき、「◯千万円くらいまでなら可能かも?」というように、ぼんやりした金額を思い浮かべることから出発するケースが多そうです。では、そのとき思い浮かべた金額の中身とは? 多くの場合が「土地代+建築費用」ではないでしょうか。しかし、住宅ローンを利用する場合、実際に支払う総額は、それよりもとても大きなものになります。ローンの支払いには利息がつくから、という当たり前のことですが、実際に試算してみると額の大きさに驚く人も多いでしょう。

数字で見ると、納得!住宅ローン選びが大切なわけ

 そこで具体例をあげてみると、3,500万円の物件を金利2.475%の住宅ローンを35年間で返済した場合、完済時の総支払い額は5,235万円。金利支払い分は1,735万円となり、高級外車1台分の金額を支払うことになるのです。これを、1.8%低い金利0.675%で同じ35年間支払うとすると、総支払い額は3,931万円。なんと1,304万円もの差が生まれます(ポラスグループの試算による)。こうして金額を見比べると、改めて借り入れ金利の重要性が理解できると思います。日常では節約をがんばっていても、住宅のような規模の買い物になると感覚が麻痺してしまうもの。影響が大きいのでしっかり認識し、慎重に検討したいものです。

住宅会社の営業スタッフからサポートを受けよう

 とはいえ、自分たちにとって一番得になる金融商品を、多くの情報、多くの銀行の中から探し出し選択するのは難易度の高い作業。多くの時間と労力、知識が必要です。そこで、ローン知識が豊富な住宅会社の営業スタッフを頼るのも賢い方法。住宅会社を選ぶ際は、住宅ローンのサポートが手厚い会社かどうかを確認しましょう。選ぶ会社によっては「紹介された銀行では育児休暇中の妻とのペアローンが組めず、自分たちで探すはめに…」などということになりかねません。
 営業スタッフが日頃から様々な住宅ローン商品の知識を学び、熟知している住宅会社では、たくさんのローン商品の中から顧客それぞれに最適のローンを提案することが可能です。さらに、煩雑な契約書類の作成を代行するなど、申込みまでの過程を手厚くサポートしてくれる会社もあります。

事情に合わせた最適解を、豊富な知識から導き出す

 住宅ローンを契約する人の事情は、多様です。
「夫一人の年収では借入希望額に届かないので、パート勤めの妻を収入合算者として審査できる銀行を探したい」
「妻もフルタイムの会社員なので夫婦連名で住宅ローンを組みたいが、妻の産休・育休中でも申し込みができる銀行はあるか?」
「既存住宅のローンが残る父と、ペアローンで2世帯住宅を建てることは可能か?」などなど。
 ポラスの営業スタッフはこうしたケースにも応じられる幅広い知識を備え、実際に審査が通った実績を数多く積み重ねています。2018年に引き渡しをした3,302件の新築住宅のうちローン契約をポラスの営業スタッフがサポートしたのは、75%の2,489棟にのぼります。

住宅会社の提携ローンを活用して利息を抑えよう

 住宅会社が提携している銀行があるなら、それを賢く利用し有利な住宅ローンを契約したいもの。ポラスでは20もの銀行と提携を結んでいるため、金融商品が豊富に取り揃えられています。さらに、ポラスの新築住宅にのみ適用される金利優遇の提携住宅ローンもあります。
 住宅ローン商品の知識も多く、手続きも代行してくれる住宅会社に頼むことが、理想の住宅購入への近道。動画で「知っておくべき住宅ローンのあれこれ」がわかりやすく解説されているので、参考にしてはいかがでしょうか。


動画で解説!『知っておくべき住宅ローンのあれこれ』