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風と住まう
土間を建物の中心に入れ込み、空間をつなぐ間として様々な用途を期待した。和のしつらえを楽しむ路地として、和室につながるにじり口として、土間収納を絡めた濡れものも干せる実用スペースとして、和室からの坪庭として・・・・。また、スキップを絡めることで、約5Mのキッチン一体カウンターを配し、堀座卓としても利用ができる家族の団らんスペースを生み出した。気の素材感を楽しみながら、和のしっとりとした雰囲気を思う存分味わえる空間となっている。
デザイナー 北伸介
中庭としての土間
和室から趣のある障子をあけると、H1500の開口が空間を切り取り土間を坪庭として楽しむことができる。デザインされた建具とともに、雰囲気のあるストリップ階段が表情豊かな空間を生み出している。また、障子を開ければ、土間から直接入れるにじり口となり、将来の個室としての用途を期待することもできる。
L型のつながり
土間を中心に和室・居間・食堂・台所とつながり、障子を介してつながりを調整することができる。L型に広がる空間が奥行きを感じさせ、豊かな空間構成となっている。
スキップを絡めてつながる空間
ワンフロアーの7割がスキップしており、上下の立体感と合わせて空間を豊かにしている。土間から腰かけとして心地よい和室との高低差、キッチンカウンターを一体で堀座卓として利用できる高低差、視線をつなぎ空間をより広く感じさせる。そこに絡む階段が家族のつながりを演出するとともに、縦へのつながりを期待させる。
約5Mの一体キッチンカウンター
スキップを絡めることで、キッチン作業スペースとしてのキッチンカウンターと一体で、約5Mものダイニングカウンターとしても利用。その先につながる庭が心地よい。堀座卓として足を入れ、家族の団らんを楽しむ。
プライバシーを確保した寝室
やや子壁を枕元に絡め、互いに程よいプライバシーを確保している。
夕暮れにたたずむ和美庵!
和瓦の下屋根に、木格子を絡めたシンプルな外観。大きく流れる軒が重厚感と懐かしさを感じさせる。新しくも、親しみのあるファサードが以前からそこに存在していたかのように古い住宅街の家々と馴染んでいる。
つながりの土間
和のしつらえを楽しむ路地として、和室につながるにじり口として、土間収納を絡めた濡れものも干せる実用スペースとして、和室からの坪庭として・・・・。古くから親しまれてきた土間のスキルの高さを体感できる。洗い出しで仕上げられた足まわりには、階段下を利用した砂利敷スペースが存在し、和紙をあしらった照明と時々の季節を楽しむ飾りがお客様をもてなす。約400mmの段差のある和室に腰かけて、お客様とのやりとりを楽しむ。畳したには昔ながらの束があり、くつ入れスペースとしても活用している。
木格子によるあいまいな程よいつながり
木格子によりプライベート感を保ちながら程よくつながる洗面コーナー。脱衣室とトイレと分離することで、洗面としての効率を上げ、更には作業スペースや複数人が同時利用することも踏まえ、幅広のカウンターが広がる。