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戯れと遊びと寛ぎと‥
友人知人が集い、ゆっくりとした時を過ごして頂く事が出来る家。当然家族にとっても心地よく、施主様の思い・趣味嗜好の随所に感じられる建物。 各所に見せ場を設け、視線のつながりや抜け感はもとより、ふとしたところに遊び心が感じられる。訪れてみると、2.5間を飛ばした大空間に7層のスキップ空間、初めての驚きもありながら前から知っているかのような落ち着けるゆったりとした空間がお待ちしております。
デザイナー 北伸介
片流屋根に箱を組み合わせたシンプルな外観
片流れ屋根をアクセントに、箱を組み合わせたシンプルな外観。板塀がやや和を感じさせる。田園風景の中に立つブラックハウス。
木質感あふれるすっきりした家事空間
土間から取次を抜けると、大空間が広がる。右には作業・家具カウンターを介して、PCコーナー・食堂・台所スペースが広がる。手元を隠したオープンキッチン、背面にはパントリー兼家電収納コーナーがあり、板貼で演出しつつ入口を感じさせない工夫がされている。
段々にスキップした居間空間
土間から取次を抜けると、大空間が広がる。左には居間空間が広がり2段下がったそのスペースは、外に広がるウッドデッキと一体化しつながり感をより演出。3mを超える天井高により開放感を確保しつつ、スキップ空間とのつながりを実現している。台所から段々に下がる空間の先に広がる田園風景が非常に心地よい。
スキップ空間を利用した客間
約5帖のスキップした客間は、整然とした落ち着いたデザインでまとめられ、お客様をもてなす間となっている。障子をあけると居間を見下ろすようにつながり、ほのかにもれる明かりが互いの存在感を心地よく感じさせる。正面の障子からは田園風景が広がり、風の抜けも含めくつろぎの空間を演出している。気になるスキップした客間下には、居間から利用できる第三の空間があり、居間まわりの大型収納として、またお子様のおもちゃ部屋として楽しまれている。
もてなしの土間とストリップ階段
やわらかい照明につつまれた土間スペースが心地よい。施主様の趣味でもある焼き物が訪れる人を迎えてくれる。奥行き感のある土間に畳敷の取次・飾り砂利・ストリップ階段・スチール格子・1.5階のもてなしの間が絶妙に絡み、豊かな空間を構成している。漆塗りのスイッチプレートがさりげない。
対面カウンター一体の食堂テーブル
隠れパントリーも存在する充実感のあるDK。家の中心に存在し家族をつなぐ。
照明による遊びを楽しんだ変形トイレ
あえて窓をとらずに変形スペースにトイレを斜め配置し、間接照明と絡めた演出の間としている。メンテナンス性やゆったり感等、心地よい違和感を感じられる。
スキップした客間へのアプローチ
土間・取次から続くストリップ階段に絡め、スキップした客間へのアプローチを演出している。まるで旅館のように灯った入口上の照明がもてなしの心を感じさせる。
