Column 住まいのコラム

Vol.45

2021年11月17日

キッズデザイン賞受賞の住宅って? 子育て世代の家づくりのヒントがいっぱい

デザイン・間取り

子ども目線で優しい社会をつくるデザイン

「キッズデザイン」という言葉を聞いたことがありますか?キッズデザインとは、「子どもや子どもを産み育てやすい生活環境の実現を目指すデザイン」のことで、キッズデザイン協議会が経済産業省とともに普及・推進しています。目的は次の3つです。「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」。「キッズデザイン賞」は、それらを満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰するものです。
モノの色や形といった外見的なものだけでなく、使いやすさや安全性、「制度」「取り組み」などまでが評価の対象に。また、子ども用の製品やサービスだけではなく、子育てに配慮されたものであれば、大人向けのものも対象になります。審査される内容は、応募時に選択した部門においてどのような子ども視点をもっているか、利用者のメリットがどのように考慮されているか、といったことです。2021年度のトピックスとしては、新しい生活様式への対応や、SDG’sの実現に向けたもの、オンライン関連の製品やサービスの増加が挙げられました。
ポラスグループでは、これまで3年連続、通算12点のキッズデザイン賞受賞実績があります。2021年度も7点が受賞しました。そのうち、注文住宅ブランドの2点をご紹介します。


2021年度ポラスグループ受賞キッズデザイン詳細→

子どものクリエイティブを刺激する立体リビング

ひとつめは、〈子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門〉で受賞した、「チャイルドマルチリビング」。HaScasa(ハスカーサ)のモデルハウス「働くママの癒しカフェキッチン」の、スキップフロアで立体的に広がるリビングです。子どもの創造性を刺激する、秘密基地のようなワクワクする空間が提案されています。スキップフロアになった「少し高いリビング」には、ジャングルジムに上がったような楽しさが。ダイニングの様子を俯瞰しやすく、親子がお互いの姿を目の端に捉えながら過ごせる安心感ももたらします。
少し高いリビングの下は、天井の低い「子どものリビング」。小さな体にフィットする籠もり感のある空間にあるのは、隠れ家のようなワクワク感。子どもが遊びながら好きな場所、居心地のいい場所を発見できるようになっています。オリジナル調湿工法や、抗ウィルス作用のある漆喰、無垢フロアなどの採用で、健康にも配慮。創造性に富むはつらつとした子どもの育ちをサポートするアイデアです。


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はなれでリフレッシュして子育ても楽しく

ふたつめは、〈子どもたちを産み育てやすいデザイン部門〉での受賞となった「hana-re (はなれ)」。注文住宅HaScasaのモデルハウス「仕事と家族の時間が両立できるフレンチモダンスタイルの家」の一部です。このモデルハウスは、出産後の復帰や在宅ワーク、副業、将来的な開業を検討する子育て世代向けに企画されました。「hana-re」はメインの生活空間である母屋とは別棟としてつくられた2階建てのスペース。母屋からは風や光が抜ける半外部の通り庭やバルコニーを経てアクセスするのがユニークです。
上下の部屋が、夫と妻、それぞれのプライベートスペースとして設定されており、在宅ワークをしたり、ホームサロンを開業したり、多様な使い方が可能。別棟というあり方が、在宅ワーク時や趣味に没頭したいときに家族との距離を保てるクッションになり、サロンとして開業した際には、来客が外から直接入れるのもメリット。夫と妻、それぞれに個の空間を確保することで、育児の ONと OFF、家族時間と自分時間の切り替えがスムーズに。ストレスが解消され、いつも前向きな気持で子育てに取り組める住まいの提案となっています。


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受賞のアイデアを子育て家族のお住まいに

「チャイルドマルチリビング」は体感すまいパーク柏で、「hana-re (はなれ)」は体感すまいパーク東浦和で体験できるので、ぜひお子さんを連れて訪れてみて。
子育てにぴったりの住まいのヒントが、発見できるかもしれません。


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