Vol.76
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公開日:2025年7月24日
更新日:2025年7月24日
土間のある家を作るには?おしゃれな施工・建築事例やメリットも紹介!
建築実例
近年、土間の機能性やデザイン性の高さが注目されていますが、土間スペースの使い方や取り入れる場所に悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ポラスの建築実例から、土間の使い方の例や確認しておくべきポイントをまとめています。
土間を取り入れた建築実例を参考に、土間スペースのイメージを膨らませてみましょう。
本記事では、ポラスの建築実例から、土間の使い方の例や確認しておくべきポイントをまとめています。
土間を取り入れた建築実例を参考に、土間スペースのイメージを膨らませてみましょう。
▼目次
土間のある家とは
近年、土間の多目的な機能性とおしゃれな雰囲気から、暮らしに豊かさや個性をプラスしてくれる存在として注目されています。
土間とは、家の中でありながら、床を張らずに地面と同じ高さ、もしくは少し高くした土足で利用できる空間を指します。
伝統的な日本家屋における土間は、玄関から続き、炊事場や作業場、あるいは近所の人々とのコミュニケーションの場として生活に欠かせない役割を担っていました。
土や三和土(たたき:土に石灰や水を混ぜて塗り固めたもの)で作られることが多く、外と内をつなぐ中間領域として、農具の手入れや収穫物の一時置き場など、さまざまな用途に活用されてきました。
現代の住宅では、土や三和土だけでなく、コンクリート、モルタル、タイル、天然石などの素材も利用されるようになりデザイン性が向上しています。昔ながらの機能性に加え、現代の暮らしに合わせた新しい価値を持つ空間として土間は再び注目を集めています。
土間とは、家の中でありながら、床を張らずに地面と同じ高さ、もしくは少し高くした土足で利用できる空間を指します。
伝統的な日本家屋における土間は、玄関から続き、炊事場や作業場、あるいは近所の人々とのコミュニケーションの場として生活に欠かせない役割を担っていました。
土や三和土(たたき:土に石灰や水を混ぜて塗り固めたもの)で作られることが多く、外と内をつなぐ中間領域として、農具の手入れや収穫物の一時置き場など、さまざまな用途に活用されてきました。
現代の住宅では、土や三和土だけでなく、コンクリート、モルタル、タイル、天然石などの素材も利用されるようになりデザイン性が向上しています。昔ながらの機能性に加え、現代の暮らしに合わせた新しい価値を持つ空間として土間は再び注目を集めています。


土間の使い方の例
玄関と部屋の空間をつなぐ場所として
玄関からリビング・他の部屋へ続くスペースを土間にすることで、空間に広がりを持たせることができ、開放感のある印象を与えます。
また、土間を設けることで外と内の緩やかなつながりが生まれ、ホコリや花粉などが室内に持ち込まれるのを防ぐ効果も期待できます。さらに、土間スペースは空気の通り道となりやすく、室内の空気が循環し、快適な住環境を保ちやすくなるでしょう。
また、土間を設けることで外と内の緩やかなつながりが生まれ、ホコリや花粉などが室内に持ち込まれるのを防ぐ効果も期待できます。さらに、土間スペースは空気の通り道となりやすく、室内の空気が循環し、快適な住環境を保ちやすくなるでしょう。
収納スペースとして
土間は昔ながらの日本家屋のように、収納スペースとしても適しています。例えば、十分な靴の収納スペースがほしい場合は、シューズインクローゼットを設けることができます。
また、アウトドア用品や自転車・ベビーカー、ガーデニング用品など、外で使う汚れが気になるものを収納する場所としても利用可能です。土間は屋内であるため、雨風にさらされることなく保管でき、盗難防止にもつながります。
また、アウトドア用品や自転車・ベビーカー、ガーデニング用品など、外で使う汚れが気になるものを収納する場所としても利用可能です。土間は屋内であるため、雨風にさらされることなく保管でき、盗難防止にもつながります。
趣味を楽しむための場所として
土間は、屋内でありながら屋外のような使い方ができるため、趣味を楽しむスペースとしても活用できる空間です。
DIYやガーデニング、絵画・陶芸などのアトリエ、自転車・バイクのメンテナンス作業など、さまざまな用途での使用に対応できます。屋内では汚れが気になるような趣味でも、土間なら気兼ねなくおこなえます。
DIYやガーデニング、絵画・陶芸などのアトリエ、自転車・バイクのメンテナンス作業など、さまざまな用途での使用に対応できます。屋内では汚れが気になるような趣味でも、土間なら気兼ねなくおこなえます。
コミュニケーションをする場所として
土間は気軽に人が集まれるコミュニケーションスペースとしても機能します。玄関から土足のまま上がれる土間は、訪問者にとって心理的なハードルが低く、立ち寄りやすい空間です。例えば、近所の方や親しい人とのちょっとした立ち話を土間でおこなうことで、よりリラックスした雰囲気になります。
また、土間に応接用の椅子やテーブルを置けば、靴を脱がずに気兼ねなく人が集まることができるでしょう。
また、土間に応接用の椅子やテーブルを置けば、靴を脱がずに気兼ねなく人が集まることができるでしょう。
部屋干しのスペースとして
雨の日や花粉の季節など、洗濯物を外に干せないときに部屋干しスペースとしても活躍します。
土間は外気に近い場所にあり、比較的空気の循環が良いため、洗濯物が乾きやすいというメリットがあります。リビングに干す場合と比べて、生活空間に洗濯物が干されている圧迫感や、生乾きの臭いが気になりにくい点もうれしいポイントです。
土間は外気に近い場所にあり、比較的空気の循環が良いため、洗濯物が乾きやすいというメリットがあります。リビングに干す場合と比べて、生活空間に洗濯物が干されている圧迫感や、生乾きの臭いが気になりにくい点もうれしいポイントです。
土間のある家のおしゃれな施工・建築実例5選!
実例① 土間が暮らしを紡ぐ家
玄関を入ると土間とLDKがつながる開放的な空間が広がります。家の中央に配置された土間は、パブリックスペースとプライベートスペースの境界線でありながら、お子さまとの共有スペースとしても活躍しています。
また、キッチンと土間が対面する間取りのため、料理をしながら家族の外出や帰宅を見守ることができ、忙しいときでも家族のコミュニケーションを自然と創り出す設計になっています。
>>土間が暮らしを紡ぐ家をもっと見る
また、キッチンと土間が対面する間取りのため、料理をしながら家族の外出や帰宅を見守ることができ、忙しいときでも家族のコミュニケーションを自然と創り出す設計になっています。
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実例② ガレージ×大容量土間スペースのある家
大切な車やバイク、スポーツ道具などが外に置いて汚れないように、ガレージと組み合わせた広々とした大容量の土間スペースです。趣味の道具はもちろん、コートなどの日頃よく使うものの収納としても利用可能です。
大きな土間スペースだからこそ、ライフスタイルによってさまざまな使い方ができます。
>>ガレージ×大容量土間スペースのある家をもっと見る
大きな土間スペースだからこそ、ライフスタイルによってさまざまな使い方ができます。
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実例③ 柔らかな光が差し込む土間がある家
アプローチからも玄関ホールからもアクセスできる土間では、時間を問わず趣味の自転車いじりを楽しめます。
大きな土間は雨の日のお子さまの遊び場や洗濯物の室内干しスペースとしても活躍する、家族みんなで使えるスペースです。また、玄関ポーチの大きな窓からは柔らかな光が差し込み、明るく開放的な空間を創り出します。
>>柔らかな光が差し込む土間がある家をもっと見る
大きな土間は雨の日のお子さまの遊び場や洗濯物の室内干しスペースとしても活躍する、家族みんなで使えるスペースです。また、玄関ポーチの大きな窓からは柔らかな光が差し込み、明るく開放的な空間を創り出します。
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実例④ 猫と暮らす土間のある家
玄関から続く土間を、来客対応や多目的なフリースペースとして活用しています。さまざまな部屋に面していることで、どの部屋もアクセスしやすい間取りになっています。
一方、土間を障子で仕切ることもでき、開けた空間でありながら、プライベートを守ることができる設計です。
>>猫と暮らす土間のある家をもっと見る
一方、土間を障子で仕切ることもでき、開けた空間でありながら、プライベートを守ることができる設計です。
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実例⑤ 土間で趣味のボルダリングができる家
趣味をとことん楽しむための工夫が凝らされた住まいです。
玄関土間の一角には、家に来た人の目を引くボルダリングウォールが設置されています。構造計算を施しているため、ウォールを斜めに設置しても耐力面での問題はありません。
勾配天井のため、十分な高さを確保でき、天候を気にせず、自宅で好きなときにボルダリングを楽しめます。
>>土間で趣味のボルダリングができる家をもっと見る
玄関土間の一角には、家に来た人の目を引くボルダリングウォールが設置されています。構造計算を施しているため、ウォールを斜めに設置しても耐力面での問題はありません。
勾配天井のため、十分な高さを確保でき、天候を気にせず、自宅で好きなときにボルダリングを楽しめます。
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土間のある家を建てるポイント
土間の活用方法を選定する
まずは、土間をどのように活用したいかを決めることが大切です。
収納スペース、趣味のスペース、コミュニケーションのスペース、風通しのためのスペースなど、ニーズによって土間の設け方も変わってきます。
用途によって必要な広さや設備、設置場所も変わってくるため、ただ土間を作るだけでは、後々使い勝手が悪いと感じる可能性もあります。最初に目的を明確にすることで、間取りや仕様の検討がスムーズに進み、後悔のない土間づくりにつながります。
収納スペース、趣味のスペース、コミュニケーションのスペース、風通しのためのスペースなど、ニーズによって土間の設け方も変わってきます。
用途によって必要な広さや設備、設置場所も変わってくるため、ただ土間を作るだけでは、後々使い勝手が悪いと感じる可能性もあります。最初に目的を明確にすることで、間取りや仕様の検討がスムーズに進み、後悔のない土間づくりにつながります。
土間の湿気や寒さを確認する
土間は素材(特にコンクリートやモルタル)の熱伝導率が高い特性上、冬の寒さの冷気が直接伝わるため、底冷えすることがあります。また、外気に接する側と暖かい居室側に温度差が生じ、結露ができやすくなってしまいます。
寒さ対策としては、床下に断熱材を入れる、床暖房を設置するなど、土間の断熱性能を上げることがあげられます。また、薪ストーブやペレットストーブは、暖房効果だけでなく、おしゃれな空間の演出にもつながります。
湿気対策としては、調質効果のある素材を用いる、窓や換気扇を設置することが有効的です。
寒さ対策としては、床下に断熱材を入れる、床暖房を設置するなど、土間の断熱性能を上げることがあげられます。また、薪ストーブやペレットストーブは、暖房効果だけでなく、おしゃれな空間の演出にもつながります。
湿気対策としては、調質効果のある素材を用いる、窓や換気扇を設置することが有効的です。
土間の用途やスタイルに合わせた素材選ぶ
土間の床材は、用途やデザインに合わせて選びましょう。代表的な素材と特徴は以下のとおりです。
- コンクリート・モルタル:耐久性が高く、掃除がしやすい素材です。比較的安価ですが、冬場は冷たく、夏場は熱を持ちやすい特性があります。
- タイル:デザインや色が豊富で、耐久性、耐水性に優れます。目地に汚れが溜まりやすい場合があり、コストはやや高めです。
- 天然石:高級感があり、重厚な雰囲気を演出できます。経年変化も楽しめますが、コストが比較的高価です。
- 三和土(たたき)和風・和モダンな空間に合い、調湿効果があります。施工に手間がかかり、水濡れや傷にやや弱い特性があります。
予算に合わせた費用の調整
費用は広さ、素材、断熱や床暖房などの付帯工事の有無によって大きく変動します。
家づくりにおいて土間にどの程度こだわりたいかを事前に考えましょう。希望する土間の仕様と予算をハウスメーカーや工務店に伝え、素材のグレードや施工範囲を見直すことで、予算内に収める工夫も可能です。
家づくりにおいて土間にどの程度こだわりたいかを事前に考えましょう。希望する土間の仕様と予算をハウスメーカーや工務店に伝え、素材のグレードや施工範囲を見直すことで、予算内に収める工夫も可能です。


土間のある理想の家づくりを検討するならポラスがおすすめ
土間のある家は、機能性の高さはもちろん、住む人の個性を反映しやすい魅力的な空間です。その反面、快適な空間にするためには、活用方法の明確化や断熱・湿気対策、適切な素材選びなど、考慮すべき点もあります。
デザインや費用感など、土間に関するお悩みがあれば、豊富な建築実績を持つポラスにぜひご相談ください。
ポラスでは、お客様一人ひとりのライフスタイルやご要望に合わせた、多種多様な土間のある家の建築実績があります。ご紹介した事例以外にも、アイデアと工夫が詰まったすまいをご提案できます。
>>ポラスの建築実例を見る
ポラスの住宅展示場で、実際に土間のあるモデルハウスをご見学いただけます。実際に体感することで、その広さや素材感、空間の雰囲気を体感してください。
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体感すまいパークは千葉・埼玉にあるポラスの総合住宅展示場です。複数のモデルハウスを一度に見学でき、家事動線や素材などを実際に体感できます。
体感すまいパークや住宅展示場では、経験豊富なポラスの営業担当者が常駐しており、家づくりに関する疑問や不安などを一緒に解決しながら、お客様の理想のマイホームづくりをサポートします。
ぜひ、お近くのポラスの展示場や体感すまいパークへ足を運び、実際に土間のある暮らしを体感してみてください。
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