Vol.66
公開日:2024年12月3日
更新日:2024年12月3日
注文住宅の失敗例と対策方法とは?後悔しないためのポイントを知っておこう!
その他
▼目次
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策
住宅購入の失敗パターンとは
家族の人生を大きく左右する家づくり。相応の労力と費用もかかるだけに、大成功に導きたいものです。そのためにどこでどのような失敗をしやすいのか知っておきましょう。
家づくりの失敗には主に7通りのパターンがあります。以下の項目について、それぞれの傾向と対策をご説明します
家づくりの失敗には主に7通りのパターンがあります。以下の項目について、それぞれの傾向と対策をご説明します
失敗パターンその1 ハウスメーカー選びの後悔
理想や夢がいっぱいあったはずなのに、思っていた家と違う仕上がりになってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、下記のような原因が考えられます。
失敗例
・要望や意図が設計担当者に理解されず、ずれたプランが提案された
・何回手直ししてもらっても、思うような仕上がりにならない
・やりたいことが「うちではできません」と却下されてしまう
原因
適切なハウスメーカー選びができていないと、家づくりはなかなか思うように進まないものです。ネームバリューや見積もりの安さなどに惑わされてしまうと、自分たちの希望する家をつくってくれる会社かどうか、という視点を見失ってしまいがちです。建てたい家とハウスメーカーとのミスマッチがあると、失敗や後悔のもとになります。
対策
まず自分たちの建てたい家のイメージを家族で話し合いましょう。そして、その内容を記録しておき、できれば要望の優先順位を付けて、あとから見返せるようにしておきます。そのうえで、複数のハウスメーカーを検討していくと、方針がぶれにくくなります。また、実際の施工事例を見学させてもらうと、その会社のノウハウと技術のほか、理想と現実の差も体感でき、よりリアルに自分たちとの相性を図ることができます。
失敗例
・要望や意図が設計担当者に理解されず、ずれたプランが提案された
・何回手直ししてもらっても、思うような仕上がりにならない
・やりたいことが「うちではできません」と却下されてしまう
原因
適切なハウスメーカー選びができていないと、家づくりはなかなか思うように進まないものです。ネームバリューや見積もりの安さなどに惑わされてしまうと、自分たちの希望する家をつくってくれる会社かどうか、という視点を見失ってしまいがちです。建てたい家とハウスメーカーとのミスマッチがあると、失敗や後悔のもとになります。
対策
まず自分たちの建てたい家のイメージを家族で話し合いましょう。そして、その内容を記録しておき、できれば要望の優先順位を付けて、あとから見返せるようにしておきます。そのうえで、複数のハウスメーカーを検討していくと、方針がぶれにくくなります。また、実際の施工事例を見学させてもらうと、その会社のノウハウと技術のほか、理想と現実の差も体感でき、よりリアルに自分たちとの相性を図ることができます。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その2
失敗パターンその2 費用の確認不足による後悔
打ち合わせを重ねていくといつの間にか想定していた予算をオーバーし、あとから金額を調整するために、本当は採用したかった仕様や設備をあきらめることになりかねません。そんな後悔したくはありませんよね。
失敗例
・見積書に含まれていない費用を見落としていた
・相場より高い工事費が見積もられていた
・追加や変更でオプション費用がかさんでしまった
原因
見積書の金額ばかりに気を取られ、そこに含まれる工事の内容の確認をおろそかにしていると、追加でかかる内容を見落とす可能性があります。仕様の追加や変更には費用が発生するものです。そこを曖昧にしたまま話を進めていくと、「そんなにかかるの?」と驚くことになり、資金調達に頭を悩ませることになります。
対策
見積書は素人ではその妥当性をチェックするのは難しいので、必ず「なぜこの金額になるのか」ということを具体的に説明してもらいましょう。できれば複数の会社に見積もりを依頼し説明してもらうと、だんだん金額の相場の感覚がつかめてくるはずです。また、変更や追加の工事については相談の段階で必ずその費用を具体的な金額で提示してもらうようにしましょう。総工事費は適宜、把握しておくことが大切です。
失敗例
・見積書に含まれていない費用を見落としていた
・相場より高い工事費が見積もられていた
・追加や変更でオプション費用がかさんでしまった
原因
見積書の金額ばかりに気を取られ、そこに含まれる工事の内容の確認をおろそかにしていると、追加でかかる内容を見落とす可能性があります。仕様の追加や変更には費用が発生するものです。そこを曖昧にしたまま話を進めていくと、「そんなにかかるの?」と驚くことになり、資金調達に頭を悩ませることになります。
対策
見積書は素人ではその妥当性をチェックするのは難しいので、必ず「なぜこの金額になるのか」ということを具体的に説明してもらいましょう。できれば複数の会社に見積もりを依頼し説明してもらうと、だんだん金額の相場の感覚がつかめてくるはずです。また、変更や追加の工事については相談の段階で必ずその費用を具体的な金額で提示してもらうようにしましょう。総工事費は適宜、把握しておくことが大切です。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その3
失敗パターンその3 土地の購入と住環境の後悔
家づくりでは土地探しも重要なポイントの一つです。そこに一生住むことになるかもしれない土地であるからと慎重になるあまり、なかなか決断できず、時間だけ過ぎていくという方も多いのではないでしょうか。その他 、土地選びでは下記のような失敗がよくあるようです。
失敗例
・希望していた地域の土地が高額だった、あるいは売りだし中の土地が少なすぎて買えず、希望していない土地を買うことになってしまった
・大規模開発された分譲地で、どの区画を買うか迷っていたら売り切れてしまった
・自然環境のよさを気に入って購入したら、田舎すぎて不便で治安もよくなかった
原因
人が生活するうえで、土地の面積や方位などのほか、周囲の環境なども住みやすさに大きく影響を及ぼします。土地選びの際は多面的な視点をもって検討しないと、見落としていた要素に失望することが起こりがちです。
対策
基本的に「すべて満点の土地はない」「土地に掘り出し物はない」という2点は常に意識しておきましょう。土地に求める要素を整理して優先順位を付け、「絶対外せない項目」を事前に定めてから土地を検討すると、決断しやすく、後悔するリスクを小さくできます。候補となった土地には時間帯や曜日、天候などの異なる条件のときに複数回足を運ぶと、住んでからの状況をシミュレーションしやすくなります。また、土地選びの際には依頼先となるハウスメーカーに依頼して、プロの視点で探してもらうのも効果的です。
失敗例
・希望していた地域の土地が高額だった、あるいは売りだし中の土地が少なすぎて買えず、希望していない土地を買うことになってしまった
・大規模開発された分譲地で、どの区画を買うか迷っていたら売り切れてしまった
・自然環境のよさを気に入って購入したら、田舎すぎて不便で治安もよくなかった
原因
人が生活するうえで、土地の面積や方位などのほか、周囲の環境なども住みやすさに大きく影響を及ぼします。土地選びの際は多面的な視点をもって検討しないと、見落としていた要素に失望することが起こりがちです。
対策
基本的に「すべて満点の土地はない」「土地に掘り出し物はない」という2点は常に意識しておきましょう。土地に求める要素を整理して優先順位を付け、「絶対外せない項目」を事前に定めてから土地を検討すると、決断しやすく、後悔するリスクを小さくできます。候補となった土地には時間帯や曜日、天候などの異なる条件のときに複数回足を運ぶと、住んでからの状況をシミュレーションしやすくなります。また、土地選びの際には依頼先となるハウスメーカーに依頼して、プロの視点で探してもらうのも効果的です。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その4
失敗パターンその4 間取りと設計の後悔
完成した家に住んでみて、「こうなるはずではなかった!」と失敗に気付くパターンもあります。間取りや家事動線、収納の計画など、設計段階で気が付いていれば、簡単に修正できることもあったはずです。
失敗例
・収納スペースが足りない
・窓が大きすぎて寒さ・暑さを感じやすい
・コンセントやスイッチの位置が悪い
・家事がスムーズにこなせない
原因
設計段階で実際の生活をイメージできていないと、住んでからの後悔が多くなってしまいます。一つひとつは小さな後悔でも、毎日の生活でちょっとずつストレスが蓄積していくことにもなりかねません。
対策
朝起きてから夜寝るまでの1日の動きを思い起こし、提示された間取りの中でうまく生活できそうか、頭の中でシミュレーションしてみましょう。朝から夕方までの日差しの入り方、どこで照明のスイッチを入れるかも大事なポイントです。また、一生住むことを考え、10年後、20年後、子どもの独立、自分たちの老化といった家族のライフスタイルの変化も考慮しましょう。将来、子ども室や主寝室などを用途変更することも想定しておくと便利です。設備機器などは交換、手入れしやすいように設置することも大切です。
失敗例
・収納スペースが足りない
・窓が大きすぎて寒さ・暑さを感じやすい
・コンセントやスイッチの位置が悪い
・家事がスムーズにこなせない
原因
設計段階で実際の生活をイメージできていないと、住んでからの後悔が多くなってしまいます。一つひとつは小さな後悔でも、毎日の生活でちょっとずつストレスが蓄積していくことにもなりかねません。
対策
朝起きてから夜寝るまでの1日の動きを思い起こし、提示された間取りの中でうまく生活できそうか、頭の中でシミュレーションしてみましょう。朝から夕方までの日差しの入り方、どこで照明のスイッチを入れるかも大事なポイントです。また、一生住むことを考え、10年後、20年後、子どもの独立、自分たちの老化といった家族のライフスタイルの変化も考慮しましょう。将来、子ども室や主寝室などを用途変更することも想定しておくと便利です。設備機器などは交換、手入れしやすいように設置することも大切です。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その5
失敗パターンその5 部屋・場所ごとの後悔
家の中の部屋ごとに後悔しがちなポイントをご紹介します。設計の際には特に意識してみてください。
玄関
玄関は住まいで最初に目に入る場所です。ここが雑然としていると、大きなマイナスポイントになってしまうため、適切な収納計画が重要です。例えば、天井まであるようなトールタイプの靴収納であれば、靴の収納量が大きくなり、ブーツや長靴など高さのある履物もしまいやすくなります。また最近人気のウォークインシュークロゼットは、ベビーカーや傘、コート類なども収納でき、土間がすっきりと片付きます。
キッチン
近年は対面式からさらにオープンなアイランド型、ペニンシュラ型のレイアウトが主流になっています。こうした開放的なキッチンの場合、収納量が減ってしまったり、食卓から雑然とした様子が丸見えになってしまったりといった失敗が増えています。これを防ぐには、キッチン家電の置き場をまとめて扉で隠したり、天板に手元隠しの立ち上がり部を付けたりすると効果的です。キッチン家電の置き場にはコンセントを多めに設置しておくと便利です。また、キッチン横にパントリーを設けると、保存食材のほか、調味料やレシピ本、食器、ゴミ箱などもおさめておくことができます。
リビング
家族の居場所としてなるべく広く確保したいリビングですが、リビング階段や吹き抜け、大きな掃き出し窓を設けると、冷暖房が効きにくく、居心地のよくない空間になってしまうことがあります。こうした開放的な空間をつくりたいときには、家の断熱性をなるべく高くして、外気温の影響が小さくなるようにすることが大切です。対流によって気温差が生まれがちなエアコンだけでなく、床暖房などの輻射熱暖房を併用する、可能であれば全館空調を採用するなど、冬に底冷えを感じないようにしたいものです。
玄関
玄関は住まいで最初に目に入る場所です。ここが雑然としていると、大きなマイナスポイントになってしまうため、適切な収納計画が重要です。例えば、天井まであるようなトールタイプの靴収納であれば、靴の収納量が大きくなり、ブーツや長靴など高さのある履物もしまいやすくなります。また最近人気のウォークインシュークロゼットは、ベビーカーや傘、コート類なども収納でき、土間がすっきりと片付きます。
キッチン
近年は対面式からさらにオープンなアイランド型、ペニンシュラ型のレイアウトが主流になっています。こうした開放的なキッチンの場合、収納量が減ってしまったり、食卓から雑然とした様子が丸見えになってしまったりといった失敗が増えています。これを防ぐには、キッチン家電の置き場をまとめて扉で隠したり、天板に手元隠しの立ち上がり部を付けたりすると効果的です。キッチン家電の置き場にはコンセントを多めに設置しておくと便利です。また、キッチン横にパントリーを設けると、保存食材のほか、調味料やレシピ本、食器、ゴミ箱などもおさめておくことができます。
リビング
家族の居場所としてなるべく広く確保したいリビングですが、リビング階段や吹き抜け、大きな掃き出し窓を設けると、冷暖房が効きにくく、居心地のよくない空間になってしまうことがあります。こうした開放的な空間をつくりたいときには、家の断熱性をなるべく高くして、外気温の影響が小さくなるようにすることが大切です。対流によって気温差が生まれがちなエアコンだけでなく、床暖房などの輻射熱暖房を併用する、可能であれば全館空調を採用するなど、冬に底冷えを感じないようにしたいものです。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その5(2)
失敗パターンその5 部屋・場所ごとの後悔(2)
ダイニング
近年、ダイニングは食事と団らんの場所として、リビングよりも家族が集う時間が長くなってきています。リビングに気を取られてダイニングをないがしろにすると、家族のコミュニケーションに支障が生まれる可能性もあります。ダイニングを居心地よくするためには、日中は大きな窓から採光を図り、夜は調光機能付きの照明機器などで演出できるようにすると効果的です。また、食卓は4人家族でも6人掛けのサイズのテーブルを置けるような広さを確保しておくと、ゆったり座れます。
浴室・洗面室
サニタリーはなるべくまとめて配置しておくと、家事がスムーズになります。特に注意したいのが洗面室です。脱衣、洗面や歯磨きだけでなくメイクやヘアケアの場でもあり、洗濯の場としても使われるので、洗剤などの生活用品でごちゃごちゃと狭苦しくなりがちです。現在使用している生活用品をリストアップして収納量を確保しましょう。洗面台の近くにコンセントを多めに設置すると、ドライヤーや携帯電話の充電などに困りません。また脱衣室と洗面室を分けると、来客時でも入浴中の人がいて洗面室が使えないという状況を避けることができます。
トイレ
余ったスペースをあてがわれがちなトイレですが、掃除や手入れを考慮して便器やタンクの周辺は手が入るスペースを確保しておきましょう。トイレットペーパーや掃除用具、洗剤も近くに収納しておけると、手入れもまめにできるようになります。
外観
白やグレー系の外壁は明るい印象になりますが、雨だれなどで黒く汚れがちです。逆に黒などの濃い色だと、汚れは目立たない代わりに周囲に圧迫感を与えるおそれがあります。外装材のカラーリングについては3DCGなどで確認するほか、屋根材や外壁材のショールームスタッフにも相談してみましょう。メンテナンス面も考慮したアドバイスをもらえるはずです。
庭・エクステリア
庭は、用途を意識しないと雑草に覆われて使い道のない場所になってしまいます。バーベキュー、園芸、子どもの遊び場など、用途に応じて、水栓や庭園灯を用意したり、舗装材で通路をつくったりすることで、より活用できるようになります。ウッドデッキやバルコニー、フェンス、門扉などのエクステリアは、直射日光や風雨などで想像以上に早く劣化が進むものです。デザインとともに耐久性や手入れの方法などを確認して選ぶことをおすすめします。
近年、ダイニングは食事と団らんの場所として、リビングよりも家族が集う時間が長くなってきています。リビングに気を取られてダイニングをないがしろにすると、家族のコミュニケーションに支障が生まれる可能性もあります。ダイニングを居心地よくするためには、日中は大きな窓から採光を図り、夜は調光機能付きの照明機器などで演出できるようにすると効果的です。また、食卓は4人家族でも6人掛けのサイズのテーブルを置けるような広さを確保しておくと、ゆったり座れます。
浴室・洗面室
サニタリーはなるべくまとめて配置しておくと、家事がスムーズになります。特に注意したいのが洗面室です。脱衣、洗面や歯磨きだけでなくメイクやヘアケアの場でもあり、洗濯の場としても使われるので、洗剤などの生活用品でごちゃごちゃと狭苦しくなりがちです。現在使用している生活用品をリストアップして収納量を確保しましょう。洗面台の近くにコンセントを多めに設置すると、ドライヤーや携帯電話の充電などに困りません。また脱衣室と洗面室を分けると、来客時でも入浴中の人がいて洗面室が使えないという状況を避けることができます。
トイレ
余ったスペースをあてがわれがちなトイレですが、掃除や手入れを考慮して便器やタンクの周辺は手が入るスペースを確保しておきましょう。トイレットペーパーや掃除用具、洗剤も近くに収納しておけると、手入れもまめにできるようになります。
外観
白やグレー系の外壁は明るい印象になりますが、雨だれなどで黒く汚れがちです。逆に黒などの濃い色だと、汚れは目立たない代わりに周囲に圧迫感を与えるおそれがあります。外装材のカラーリングについては3DCGなどで確認するほか、屋根材や外壁材のショールームスタッフにも相談してみましょう。メンテナンス面も考慮したアドバイスをもらえるはずです。
庭・エクステリア
庭は、用途を意識しないと雑草に覆われて使い道のない場所になってしまいます。バーベキュー、園芸、子どもの遊び場など、用途に応じて、水栓や庭園灯を用意したり、舗装材で通路をつくったりすることで、より活用できるようになります。ウッドデッキやバルコニー、フェンス、門扉などのエクステリアは、直射日光や風雨などで想像以上に早く劣化が進むものです。デザインとともに耐久性や手入れの方法などを確認して選ぶことをおすすめします。
注文住宅でよくある失敗のパターンとその対策 その6
失敗パターンその6 デザインの後悔
人によって主観は異なり、インテリアや外観などのデザインはそれぞれの主観によって大きく左右されます。「明るい」「モダン」という言葉一つとっても、その解釈には自分と担当者では違いがあるかもしれません。曖昧な言葉でデザインの打ち合わせを進めた結果、納得のいかないデザインに我慢することも起こりかねません。
失敗例
・自分の好みではない、モデルルームのようなインテリアで落ち着かない
・独自性にこだわりすぎて周囲から浮く外観になってしまった
・せっかくの注文住宅なのにありきたりでつまらないデザインになってしまった
原因
価値観やデザインについて担当者にうまく理解してもらえないと、イメージのギャップが生まれてしまいます。また担当者にデザインスキルが乏しいと、提案の幅が狭くなり、うまく微調整をおこなえないこともあります。
対策
言葉ではうまく伝えられない部分があるので、事例写真などを見せながら意図を伝えると、イメージを共有しやすくなります。また、あらかじめその会社の施工事例の写真を確認して、自分のイメージに近い建物の実績が多いところに相談すると、話がスムーズに進みます。
失敗例
・自分の好みではない、モデルルームのようなインテリアで落ち着かない
・独自性にこだわりすぎて周囲から浮く外観になってしまった
・せっかくの注文住宅なのにありきたりでつまらないデザインになってしまった
原因
価値観やデザインについて担当者にうまく理解してもらえないと、イメージのギャップが生まれてしまいます。また担当者にデザインスキルが乏しいと、提案の幅が狭くなり、うまく微調整をおこなえないこともあります。
対策
言葉ではうまく伝えられない部分があるので、事例写真などを見せながら意図を伝えると、イメージを共有しやすくなります。また、あらかじめその会社の施工事例の写真を確認して、自分のイメージに近い建物の実績が多いところに相談すると、話がスムーズに進みます。
失敗パターンその7 性能に関する後悔
ここ数年はどんどん住宅の気密性・断熱性が向上してきています。新築住宅では、性能表示制度における断熱等級5前後の例が増えてきているようです。家を建てるときにどのレベルに設定すればコストパフォーマンスが良いのか、悩みどころの一つです。
失敗例
・寒冷地ではないため高性能にしなかったら、思ったより底冷えして、結露もひどかった
・なるべく高い性能を目指したら、コストが上がったが温熱環境はワンランク下の性能と大して変わらなかった
・全館空調をフル回転させたら、想定以上に電気代がかかってしまった
原因
断熱等級や断熱性の数値だけでなく、気密性や冷暖房の方法、空間構成などによっても実際に体感する印象は変わります。一面的な数値だけで判断すると、そのギャップに悩むこともありえます。
対策
依頼した住宅会社のほか、性能にこだわる会社の施工例も見学して、その性能を体感してみましょう。また実際に住んでいる施主に経験談を聞くのも参考になります。
失敗例
・寒冷地ではないため高性能にしなかったら、思ったより底冷えして、結露もひどかった
・なるべく高い性能を目指したら、コストが上がったが温熱環境はワンランク下の性能と大して変わらなかった
・全館空調をフル回転させたら、想定以上に電気代がかかってしまった
原因
断熱等級や断熱性の数値だけでなく、気密性や冷暖房の方法、空間構成などによっても実際に体感する印象は変わります。一面的な数値だけで判断すると、そのギャップに悩むこともありえます。
対策
依頼した住宅会社のほか、性能にこだわる会社の施工例も見学して、その性能を体感してみましょう。また実際に住んでいる施主に経験談を聞くのも参考になります。
失敗と感じてしまうタイミングとは
●完成したとき
図面の段階で完ぺきにチェックしていたつもりでも、実際に住宅ができあがってくると、わからなかった点がいくつも見えてくるものです。
・内外装や造作の不具合
外観や室内をひと通り見て回って、違和感を覚えた箇所については、遠慮せずに担当者に確認しましょう。早く不具合がわかれば、引っ越しまでに補修が間に合う場合もあります。
・内外装や造作の不具合
外観や室内をひと通り見て回って、違和感を覚えた箇所については、遠慮せずに担当者に確認しましょう。早く不具合がわかれば、引っ越しまでに補修が間に合う場合もあります。
●引っ越したあと
引渡しを受けて新居に引っ越したあと、実際に生活を始めると気が付くことがあります。以下の点についても、後回しにするほどストレスが蓄積するポイントです。早めに対処してもらうようにすることをおすすめします。
・収納の不足
引っ越して荷物をおさめてみると、モノが入りきらないということもあります。これは、普段使いの文房具や学校関係のファイルケースなど、あまり収納せずにテーブルやカウンターなどに出しっぱなしになっていたものの存在を忘れていたのが理由であることが多いです。収納の量を検討するときは、部屋の中を撮影してみることがおすすめです。その画像をもとにして考えると、第三者的にモノの量を把握できます。
・収納の不足
引っ越して荷物をおさめてみると、モノが入りきらないということもあります。これは、普段使いの文房具や学校関係のファイルケースなど、あまり収納せずにテーブルやカウンターなどに出しっぱなしになっていたものの存在を忘れていたのが理由であることが多いです。収納の量を検討するときは、部屋の中を撮影してみることがおすすめです。その画像をもとにして考えると、第三者的にモノの量を把握できます。
●春夏秋冬をひと通り経験したとき
寒い冬、暑い夏、春や秋など季節の変わり目を経験してみると、家の性能が実感できます。気温や湿気、過乾燥など、外気の影響から室内がどれほど守られているか、冷暖房の光熱費がどれくらいになるのかなど、温熱環境を体感することで、わが家の性能が適切であったかわかるでしょう。
●家族のライフスタイルが変わったとき
子どもがいると数年単位でライフスタイルが変化することは珍しくありません。進学や就職、独立などの変化によって、行動が変わり、収納や動線の使い方も大きく影響を受けます。新築時にある程度の「余白」を想定してプランニングしておかないと、そうした変化に対応できない家になってしまいます。個室の用途変更や収納の入れ替えなどは、簡単にできるようにしておきたいものです。
注文住宅で失敗しないための7か条
その1 十分な調査・比較をおこなう
いきなり家づくりに着手しようとすると、多くのポイントを見逃して、間違った選択肢を選んでしまいがちです。まずは自分たちの求める家のイメージを具体的にしていき、要望の優先順位をつけていきましょう。そのうえで、自分たちに合った住宅会社を探していくことが大事です。
その2 資金計画は余裕を持つ
家づくりでは、土地の購入、建築費用などのほか、さまざまな経費や別途費用が必要になります。余裕を持った資金計画を心がけましょう。返済についても無理せずに支払える額になるように注意が必要です。せっかく夢のマイホームを持っても、生活が苦しくなるようでは本末転倒です。
その3 生活動線は具体的にイメージする
間取りを検討する際は、自分たちの暮らしを具体的にイメージして、ストレスなく生活できるような動線を計画しましょう。家事の効率も大きく向上します。
その4 オプションの必要性を考える
標準仕様にオプションをプラスする場合は、自分たちの生活スタイルと照らし合わせてその必要性を検討しましょう。貴重な予算は本当に必要なものに充てたいものです。
その5 実際に周辺環境を視察する
土地を選ぶ際には、実際に周辺を歩いてみましょう。病院やスーパー、学校の場所なども確認してメリットやデメリットを認識しておくことで、納得して家づくりに取り組むことができます。
その6 注文住宅の基礎知識を学ぶ
本や雑誌、インターネットなどで、施主として知っておきたい基礎知識を学んでおきましょう。営業や設計の担当者との打ち合わせもスムーズにこなすことができ、誤解なども避けられます。ハウスメーカーに任せきりにせず、自分自身で理解をして適切な選択ができるようになれば、後悔するような失敗は予防できるはずです。
その7 将来のことも想定しておく
家づくりに取り組むとどうしても今現在のことにばかり意識が向かいがちですが、家は一生住むものです。10年後、20年後のことも思い描きながら、プランを検討しましょう。
失敗パターンを理解して、注文住宅を成功させよう
以上のような注文住宅の失敗例を意識しておくことで、同じような間違いに陥ることを避けられるはずです。
ポラスでは、首都圏における土地探しや家づくりに多くの実績があります。家づくりに取り組む皆さまとともに、住まいに熟知した経験豊富なスタッフが理想の住まい探しをサポートします。
体感すまいパークや住宅展示場では、ポラスの家づくりの専門家に相談できますので、ぜひお立ち寄りください。
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